ブログの記事はどうやって書いてるの?
「メモ」というソフトにテキスト原稿を書いて、Illustratorというソフトでイラストを描いているのよ。ママのお仕事の紙媒体と同じように、ブログの文章も書いているのよ。
現場でどうやって原稿を作るか知りたいにゃ~。
1.テキスト原稿はWordを使用
原稿は、文章作成ソフト「Word」で書いて、メールに添付して送るライター・編集者の方がいまだ多いです。
どこにいてもどんな端末でも使えるGoogleドキュメント、Evernoteなどもおすすめです。
私はMacに標準装備されている「メモ」アプリケーションを使っています。Mac使用の近くにいる相手にAirDropでメモを共有できます。
今はソフトやアプリはたくさんあるので、クライアントや社内で共有するときは、双方でやりやすい形式を聞いてみましょう。
2.必要な原稿は4種類
原稿で必要なデータは主に下記の4種類(内容によって必要ではないものもあり)。
①テキスト原稿 ②写真 ③イラスト ④図版
必要なデータをフォルダーに入れて圧縮後、メールに添付してデザイナーに送ります(データ容量が重いときはサーバーにアップしてURLをお知らせします)。
3.効率の良い原稿の作り方
以前書いたブログの原稿を参考に見ていきましょう。
テキスト原稿は文字だけを入力。テキスト原稿上でレイアウトデザインはしないように。タイトルや見出しは太字、改行を入れるところは改行しましょう。なるべく読み手が一目見てわかりやすくシンプルに。
下記は文章を書く上での基本的な要素です。
①タイトル(h1)
②見出し(h2)
③本文
④図(合い番)
⑤キャプション(図の説明文のこと)
写真・イラスト・図版の原稿は、テキスト原稿と別に作成。
写真・イラスト・図版は、配置したい文章の下に「合い番」を入れます。データにも同じ「合い番」をつけるとわかりやすく、作業効率がよくなります。
理由は3つあります。
①レイアウトソフトが途中で落ちたり、誤って消したとき、テキストを書き直すトラブルを避けられる。
②文章をしっかり書くことで、まとまった記事構成ができる。レイアウト後の修正が少ない。
③レイアウトしながら書いていると効率が悪い。
原稿からテキストをコピーをして、レイアウトソフトにペーストしてレイアウトをします。
紙媒体ならInDesignやIllustrator、ブログならWordPressなどがレイアウトソフトにあたります。
4.原稿内容の良し悪しはやっぱり文章力!
デザイナーにとってテキスト原稿がないと何もできないといってもいいくらい、誌面作りに欠かせません。デザイナーは、視覚的に読みやすい構成を考えデザインしますが、内容の良し悪しはなんといっても「文章力」!
いくらデザインで飾り立てても内容はかわりません。それくらい、記事内容は大切なものなのです。
ブログで文章を書いてみると、人に伝えることの難しさを感じます。
まとめ
①テキスト原稿作りは文章作成ソフト(レイアウトソフト以外)を使う。
②写真・イラスト・図版の原稿は、テキスト原稿と別に作成。テキスト原稿とデータに同じ「合い番」を入れる。
③紙媒体でもwebでも、テキスト原稿は必須。
④見た目はデザイン力、良質な内容は文章力。
⑤しっかりした原稿がデザイナーを迷わせない。
紙媒体やブログ、SNS、YouTube、音声配信など、メディアも多種多様。
どんなメディアにも活用できる原稿作りトライしてみてね。